EDとは医学的な専門診断では「十分な勃起や勃起の維持ができず満足な性交が行えない状態」を指します。
以前はドイツ語のインポテンツと表記されることが多かった症状ですが、「性的不能」と訳されることから患者様への配慮として、近年では“Erectile Dysfunction”という英語表記を略したEDと表記されることが一般的になりました。
また、EDは「勃起障害」や「勃起不全」と日本語に訳されるため、まったく勃起しないことを指すように誤解されている方も見受けられますが、そのような症状に限ったことではありません。
つまり性的な興奮を感じているにもかかわらず勃起しない場合だけではなく、勃起の状態を保てない場合や硬さが不十分で満足な性交ができない場合もEDの可能性があるのです。
原因
- 加齢による動脈硬化
- 陰茎海綿体白膜が硬く、進展性や弾力性の低下
- 精神的ストレス
- 混合型(動脈硬化+ストレス)
- 一部の薬剤を服用している場合
つまり陰茎に十分な血液が流れ込まなくなる、性的な興奮がうまく体に伝わらないなどの原因により十分な勃起ができなくなる状態です。
治療
近年では、血管や神経の機能など体に原因がないにもかかわらずEDでお悩みの患者様が増加しております。そういった「心因性勃起障害」についても、十分なカウンセリングを行い、常に患者様の立場に立った治療から回復を目指しております。
医師の適切な診断のもとバイアグラ・レビトラ・シアリスの処方による治療も行っております。インターネットの発展によってED治療薬を販売しているWEBサイトが存在しますが、ED治療薬は用法・容量を誤ると重大な副作用をもたらすことがあります。また、並行輸入などのED治療薬の中には薬効に問題がある粗悪品の存在も多数報告されています。ED治療薬は必ず医師の処方を受けてください。
陰茎海綿体内局所注射や最新のEDSWT(勃起不全衝撃波治療)よるED治療をはじめ、男性更年期障害が疑われる場合には男性ホルモン充填療法なども行っており、EDを根本から解決したい方に最適な治療をご提案します。
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